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今日の一冊/ヒューマン2.0

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

アメリカ、特にシリコンバレーで増えている、フリーランスなどの会社に依存しない働き方を紹介した本。まあ昨今日本でもよく叫ばれてる、「プロにならないとやっていけませんよー」という傾向が既にシリコンバレーでは顕著ってことを言ってる本。なにげ印象的やったのが、
>>人間の本質とは何かをしながら、実体験を通して形成されていくもので想像や論理ではわかりえないもの。「自分はこういう人間だからこういうことをすべきだ」というのは失敗の元。<<
ていう一文。
なんというか説明しずらいけど、おもしろそうと思っても実際おもしろいかどうかは分からんし、おもしろくなさそうと思っても実際やってみたら面白いかもしれない。すごくやりたかったことなのに、やってみたらなんかつまんないとか、そういうことってほんとあるなあと思う(特にここ数年)。だからこそとりあえず判断する前に試してみることが大事なのかなーと思ったり、まあいちいち試すのはしんどいことやけどね。
あといまこれ自分で読み返して気付いたけど、本で読んだらガツンときた文やけど、スクリーン通して読むとぜんぜんこない。他の人の書評記事でこの文やばくねー?みたいに紹介されてる文が全然ピンとこないのはこのせいかも。やっぱり本はすごいね。
↑これもあるかもしれんけど、前後の文脈があってはじめてガツンとくるのかも、とも思ったり。